シャビーシックインテリアを上手に取り入れるには？

最近注目を集めている「シャビーシックインテリア」に興味がある方は多いのではないでしょうか？
アンティーク家具やヴィンテージ家具とはまた違ったレトロ感があるシャビーシックインテリアを上手に取り入れる方法についてご紹介します。

シャビーシックインテリアとは？

シャビーシックとはShabby＝古ぼけた・使い込んだ＋ Chic＝上品・あか抜けた　を組み合わせた造語で、イギリス出身のインテリアデザイナー Rachel Ashwell(レイチェルアシュウェル)が提唱したインテリアスタイルです。

使い込んだアンティーク家具に品の良い花柄やフリルなどの色や柄をあえて統一しないでミックスした、かわいらしくもラフで洗練された大人テイストが特徴です。
可愛いインテリアは好きだけれども、甘さが前面に出てしまっているものは苦手…そんな方におススメなのがシャビ—シックインテリアです。

シャビ—シックインテリアは配色の比率が鍵

シャビ—シックインテリアを上手に取り入れるコツはその部屋内の配色比率にあります。

ベースカラー70％：メインカラー25％：アクセントカラー5％

この割合で組み合わせると色のバランスが良く、映えるインテリアになります。

ベースカラーとはお部屋の床、壁、天井などの室内の大半を占める色を指します。
シャビ—シックインテリアでは主にホワイトやグレーが基調になります。淡くて優しい色合いが合いますが、全体的な甘さが抑えるにはグレーのほうがおすすめです。

メインカラーとはカーテン、テーブル、ソファーなどの大型の家具や面積の広いファブリックの色を指します。
メインカラーにはホワイトやグレーが多く含まれた色や薄いブルーを使うとまとまりがよく、さわやかな印象を出せます。
より大人可愛さを演出したいときにはペールカラー、落ち着きやスタイリッシュさを出すならライトグレイッシュカラーにすると良いでしょう。

アクセントカラーとは花瓶や小型家具などの小物が該当します。
アクセントカラーカラーには明度が低い（暗めの色）グレイッシュカラーやダークグレイッシュカラーなどくすんだ色味の同系色を使うと引き立ちます。