リプロダクトソファっていったい何?

インテリアにこだわりがあればあるほど、新しい家具選びというのは悩んでしまいがちです。ソファだけでも、価格・デザイン性、サイズや座り心地など、いろんな判断材料があるので迷ってしまいますよね？

そんな方におすすめなのが、「リプロダクトソファ」です。今回はリプロダクトソファの定義や、購入にあたっての注意点などをご紹介します。

リプロダクトソファとは？

「リプロダクトソファ」とは、意匠権の期限が切れた有名デザイナーの名作ソファを、現代の技術や素材を用いて正規メーカー以外の様々な家具メーカーが復刻して生産しているソファのことをいいます。

近年ではソファに限らず、椅子やテーブルなど有名デザイナーの手がけたあらゆる名作家具が復刻生産されているのですが、これらを総じて「リプロダクト家具（製品）」と呼びます。また、特許の切れた新薬を元に生産されるジェネリック医薬品にちなんで”ジェネリック家具”とも呼ばれているのも特徴です。

なぜリプロダクトソファをおすすめするのか？その最大の理由は、オリジナルのプロダクト品に比べて圧倒的に抑えられたお値段です。

オリジナル製品との値段の開き様に「本当に大丈夫だろうか？」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。リプロダクト製品は、手に入りやすい素材を使用したり、海外で大量生産することでコストを抑えているため、お求めやすい価格になっているのです。

また、現存する製品をリプロダクトするということで、商品開発や研究費が不要となるということも低価格化に貢献しています。こういった理由により、憧れのデザイナーの手がけたプロダクトを、非常に安い値段で購入することができるのです。

デザイナーズ家具はとても人気が高く、同じ製品であっても様々なメーカーによって生産されています。元々生産していた家具メーカー以外で生産されているものは、全てリプロダクト品ということになりますが、中には製品の品質が粗悪なものも存在します。

作りがそもそも粗かったり、コストを下げる為にチープな素材を使用したりと、メーカーによって様々な違いがあります。確かに値段は重要ですが、どの程度のクオリティーに仕上がっているのかを注意してチェックしましょう。

また、ろくに保証を付けず、アフターサービスも受けられないメーカーやサイトで購入するのは、大きなリスクを伴います。通販サイトなどで確認するのはなかなか難しいですが、口コミ情報をあたったり、メーカーに直接問い合わせてみるのも良いかもしれません。

今回、リプロダクトソファと家具について、簡単にご紹介させていただきました。リプロダクト家具は大変人気で、昔からの定番となっているものも多いため、他の人と持っているソファが被ってしまうといった可能性もあります。

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