インテリア好きならきっと一度は憧れる革ソファー。でも天然の革はお手入れをしてあげなければ、色あせやひび割れなどが起こってしまうことも。
大切な革ソファーを長く使い続けていただくために、正しいお手入れ方法についてご説明します。
革のお手入れはお肌と同じ
革ソファーの素材である天然皮革は、もとは牛や馬などの肌をおおっていた皮膚。ということは、お手入れの方法も、考え方としては私たちのお肌のスキンケアとほぼ同じです。
つまり、革ソファーを美しく保つには、
- 汚れを落とす
- うるおいを与えて乾燥を防ぐ
- 紫外線や熱などを避ける
という3つのポイントが、お手入れが基本になると言えます。次からはこの3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。
革ソファーのお手入れ1.汚れを落とす
革ソファーの日常のお手入れとしては、まずホコリをこまめに落とすことが大切です。柔らかい布などでそっと乾拭きしてあげましょう。
さらに掃除機を使えば、縫い目に入り込んだホコリもキレイに取り除けます。掃除機をかける場合は、表面を傷つけないよう注意してください。
水分は大敵
革ソファーのお手入れの際、必ず気をつけたいのは、“水を使わない”ということ。革は水分を吸うとシミやムラができたり、硬くなってしまったりします。
また家庭用の中性洗剤なども、革が本来もっている油分を奪ってしまうので、革が硬くなりひび割れなどの原因になることも。
汚れはすぐに拭き取る
うっかりこぼした水やお茶、子供の落書きなど、ついてしまった汚れは、なるべく早く拭き取りましょう。時間が経つほど落ちにくくなってしまいます。
専用クリーナーを使う
汚れがひどいときは、革ソファー専用のクリーナーなどを使って、優しくていねいに掃除してあげましょう。はじめてクリーナーを使用する際には、必ず事前にソファーの目立たない場所で試して、問題ないことを確認してください。
革ソファーのお手入れ2.うるおいを与えて乾燥を防ぐ
お肌は美容液などでお手入れしますが、革ソファーの場合は専用のプロテクトクリームやメンテナンスオイルなどがその役割を果たします。こうしたアイテムは、革に必要なうるおいや栄養を与え、表面を保護してくれます。
購入したらまず保護する
革ソファーを購入したら、使用をはじめる前にクリームやオイルで表面を保護しましょう。こうすることで、使用中にどうしても付着してしまう手垢などの汚れがつきにくくなります。
定期的に保護を続ける
使用をはじめてからも、定期的にクリームやオイル等のアイテムによるお手入れを続けることで、革のしっとりとした風合いを長く保つことができます。
メンテナンスの頻度は、それぞれのアイテムによって違いますので、使用説明書などの指示に従ってください。またクリーナーと同じく、はじめは目立たない部分で試すこともお忘れなく。
革ソファーのお手入れ3.紫外線や熱などを避ける
肌と同じく、天然皮革も紫外線や熱などの外的刺激が大敵です。
日光を避ける
革は紫外線にあたると色あせや変形を起こす恐れがあります。明るい光が差し込むリビングの窓辺は快適ですが、革ソファーにはよい場所とは言えません。
革ソファーはできるだけ直射日光を避けて配置しましょう。カーテンやスクリーンなどで日差しを和らげるのも効果的です。
ストーブなどの熱に注意
薪ストーブや暖炉と革ソファーの組み合わせは素敵ですが、革は熱にとても弱いもの。革ソファーは、ストーブなどの熱源の近くに置かないようにしてください。
正しいお手入れで長く愛用
革ソファーは、日頃から正しくお手入れしてあげることで独特の風合いを増し、ずっと長く愛用していただけるものです。
ロイヤルソファズでは、使うほどに味わいを深める革ソファーを、種類もさまざまに多数ご用意しています。革ソファーのお手入れについてのご質問なども、ぜひお気軽にご連絡ください。