ジェネリック家具という言葉を、耳にしたことはありますか?最近、注目されているジェネリック家具はどんなものか、メリット、デメリットについてご紹介していきます。
ジェネリック家具とはどんなもの?
ジェネリックという言葉は耳にしたことがある人も多いでしょう。ジェネリックというよりも、後発医療品のジェネリック医薬品という言葉で、より耳に馴染みがあるかもしれません。ジェネリックとは、「一般的な」「ブランドにとらわれない」といった意味があります。
ジェネリック家具とは、20年の意匠権(著作権利)の期限が切れた有名デザイナーのデザインを使って、他社が復刻、制作した家具のことで、意匠権に反して勝手に真似て作られたコピーではなく、正規に認められた復刻、再生産家具で、リプロダクト家具ともいわれています。
なぜ今ジェネリック家具が増えてきているの?
ジェネリック家具が増えてきた背景には、20年の意匠権(著作権利)が大きく影響しています。意匠登録している家具は20年間、ほかの企業がデザインを使用することはできません。
人気のあるデザイナー家具の多くが意匠権の期限が切れて、ほかの家具メーカーが再生産することが可能になったのです。多くの家具メーカーがジェネリック家具を作り出したことで、よりオリジナルに忠実で質の高いジェネリック家具が増えてきています。
ジェネリック家具のメリット
ジェネリック家具にはどんなメリットがあるのでしょう。
手頃な価格で手に入る
ジェネリック家具のメリットは、有名デザイナーの家具がオリジナルよりも安価で手に入ること。意匠権の期限が切れて作られるジェネリック家具は、多くのメーカーが参入することで、オリジナルに忠実で、より手頃な価格で販売されているものがほとんどです。
原料や生産コストをおさえ品質は維持したまま、見た目も正規品とほぼ同じジェネリック家具は、有名デザイナーの家具をより私たちの手に届きやすく、気軽に楽しめるものにしてくれています。
憧れのデザインが手に入る可能性も
デザイナーズ家具はとても高価なもので、欲しくてもなかなか手に入るものではありません。雑誌などで眺めるのみで、憧れだけであきらめてしまうこともしばしば。
意匠権のなくなったジェネリック家具は、メーカーによっての量産も可能になり、正規品より安価で販売することができます。今まで雲の上だった憧れの、欲しかったデザイナーズ家具が手に入るチャンスも。
ジェネリック家具のデメリット
ではジェネリック家具のデメリットはどんなことでしょう。
品質に差がある場合も
ジェネリック家具のデメリットは、正規品とは違い多くメーカーが参入していること。すべてのメーカーが良心的だとは決していいきれません。
価格をおさえるためにコスト削減をしているところが多く、メーカーによってどうしても品質に差が出てきます。ジェネリック家具だからと安易に購入してしまうと、粗悪品だったなんてことも。
耐用年数が短い
ジェネリック家具はコストや原材料費をおさえて作られるため、正規のデザイナーズ家具よりも耐用年数が短いものがほとんどです。アフターケアを行うメーカーも少なく、正規品と同じ強度や品質は期待できません。
そのためジェネリック家具を選ぶときには、保証やサポートがしっかりしているメーカーやお店を選ぶことが大切だといえます。
ジェネリック家具で憧れの家具をお手軽に!
ジェネリック家具とは、正規に認められた復刻、再生産家具。高価なデザイナーズ家具もジェネリック家具でよりお手軽に、お手頃に楽しむことができます。アンティークなスツールやソファなどお好みの家具も、ジェネリック家具であれば手に取りやすいですね。
ロイヤルソファズでは今話題のジェネリックソファも多く取り扱っております。ちょっとこだわって、ジェネリックで憧れのデザイナーズソファを取り入れてみませんか。