レザーソファーは、使えば使うほど、その味わいと共に愛着も湧いてきて、手間をかけてお手入れをしてあげたいと思ってしまうような魅力があります。
今回は、気軽に行えるレザーソファーのお手入れ方法についてご紹介します。
日々のお手入れは乾拭きで十分
レザーソファーの日々のお手入れ方法としては、乾拭きのみで十分といえます。コットンなど、柔らかい布でレザーを傷つけないよう優しく乾拭きを行いましょう。
乾拭きではホコリを十分に落とすことができないときは、シミの原因になってしまうので、水拭きは避け、掃除機で吸い取るようにしましょう。
表面に水分がかかってしまった場合には、内側から外側に向けて吸い取るように拭くと上手に水分を取り除くことができます。
素材で異なるお手入れ方法
一口にレザーソファーと言っても、合皮・ヌメ革・オイルレザーなどさまざまな種類があります。
どの素材も日々のお手入れは乾拭きで十分ですが、年に数回それぞれの素材特性に合った方法で、手間をかけてしっかりお手入れをしてあげることで、レザーの傷みを軽減し、耐久性を維持することができます。
ヌメ革のお手入れ
ヌメ革は表面が保護されていないため、傷が付きやすく、水分や紫外線などにとても弱い傷みやすい素材。汚れ対策やカビ防止、保湿のため、定期的にオイルを塗るお手入れが必要となります。
オイルは基本的に半年ごとに塗り、革の状態が悪い際には期間を縮めて塗りましょう。湿気の多い日本では、特に湿気の多くなる梅雨対策として、梅雨入り前のオイル塗りもおすすめです。
また、ヌメ革は他のレザー素材よりも汚れに気を使う必要があります。ヌメ革は汚れがレザーの内部まで染み込みやすいため、汚れを放置してしまうと、落とせなくなってしまうことも。
もし汚れてしまった場合には、乾拭きによる早めのお手入れが大切です。乾拭きでも汚れが落ちない場合は、ぬるま湯でしめらせた布で優しく全体を拭くようにしてください。部分的に集中してしまうと、布の水分が色ムラの原因となってしまうのでご注意を。
オイルドレザーのお手入れ
オイルドレザーは、鞣す際のオイルで表面がコーティングされており、日々の乾拭きだけで、その他頻繁なお手入れは特に必要ありません。半年ごとまたは、レザー表面に乾燥が見られた場合のみ専用のオイルや、レザークリームなどを塗る程度で充分です。
靴用など家具用でないクリーナーは変色の原因となってしまうので、必ず専用のものを使うようにしてください。また、塗る量が多すぎるとかえってレザーを傷めてしまうので、塗り過ぎないようにしましょう。
どうしても汚れが目立つ場合には、専用のクリーナーで汚れを落とします。クリーナーは汚れとともに表面のオイルも落としてしまうので、直ちにワックスでコーティングし直します。
オイルドレザーは、表面のオイルによりヌメ革と比べ水分や紫外線に強いため、オイルドレザーはある程度の水拭きが可能ですが、オイルが落ちて表面が傷んでしまうので頻繁な水拭きや濡れたままにはしないようにしましょう。
合皮のお手入れ
合皮は主にビニールやナイロンでできているため水分に強く、水拭きも可能で、オイルを塗るお手入れを全く必要とせず、最もお手入れの簡単な素材と言えるでしょう。
汚れがひどい場合には、薄めた中性洗剤での掃除も行えます。
楽しくお手入れしてレザーソファーを長持ちさせましょう
レザーソファーのお手入れは、素材それぞれの特徴さえ掴めば、難しいものではありません。簡単なお手入れをするだけでソファの寿命は大幅に伸びます。楽しみながらお手入れをして、お気入りのソファを長持ちさせてあげましょう。
ロイヤルソファズでは、日々のお手入れが楽しくなる魅力的なレザーソファーを数多く取り揃えております。通販にも対応しておりますので、気になる商品やご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。