フランス語で「以前の・古い」といった意味があり、元々は古代ギリシャ、ローマの遺物に対して使用されていた言葉でしたが、現在の輸入に関する法律上では、1934年にアメリカ合衆国で制定された通称関税法を元に【製作後100年経過した手工芸品・工芸品・美術品】といった内容となっております。
※豆知識：アンティークの物と認定される書類等を揃えれば、関税はかからないんです。（一部輸入書類もいります）

ここでアンティーク家具好きの方はお気づきになられる方が多いのですが、1916年以降の家具をアンティークショップでは多く売られております。これは、エクレクティックスタイル（折衷様式）と呼ばれる、世界的にはアンティーク家具として認められている様式の家具を扱っている事からです。

アンティークとは正直なところ、とても曖昧なものです。
ただ、実際にお持ちの方にはご理解頂けると思うのですが、素材や技法、装飾、そして人の力ではどうにもならない時間を重ねたものが詰まった存在がアンティークなのだと。

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